neguran0’s diary

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どこにもいないよ。

友人から誕生日に戴いた本を読了しました。

太陽の塔


以下自分の脳内だけで繋がる感想
分厚い硝子のどでかいボトル瓶にたっぷりと液体が入っている。透明である、空気の粒が紛れている。白いものが幅の太く、帯状に長く長く削られてその中に浸かっている。枚数本数判らない。液体は向こうを透かす。帯はその間にいる。
さあこの中で遊んでいなさい、と言われる。
仕方ないような気持ちで浸かり滑り込んでみれば生ぬるい。液体ということを忘れる。時々やってくるひやりとした感触は皆、空気の粒だったり固形の欠片だったりして、そんなものかと思う。
帯の狭間で前後上下揺らいでいると時間の流れが靄の如く紛れた。本当はそこの帯のように(分子が細胞が)じゅんぐりにつながっているのだと知っているのに。知っているのにわからない。
わからないといけないのかしらと思っているうちに遊ぶ時間はおしまいですよ、と首根っこから空中へ釣り上げられた。空気は心地よい程度には冷たかった。


感想として余りにも独りよがりでも、それが印象なのだ今連想した風景なのだと声を荒げる前に言って置く。