neguran0’s diary

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2022読んだ本

もしかして2021年のまとめてない?と思いつつ。

2022年は『どろんころんど』をやっと読めて嬉しかったこと、『戦闘妖精・雪風』の第四部がとてもよくて嬉しかったこと(ゆっくり読むつもりがよすぎて読み進め、よすぎて感想書けなかった)、『クラバート』や「迷犬ルパン」シリーズの子どもの頃気になっていた作品を読めたこと、迷犬ルパンで80年代に圧倒されるなどが大きかったかなと。

 

2022年の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3141
ナイス数:35

どろんころんど (ボクラノSFシリーズ)どろんころんど (ボクラノSFシリーズ)感想
おそらく発売当時に購入して、長いこと読み終えることのできなかった本でした。今回やっとするする読めました。北野勇作先生の本は十代の頃から読んでいるからか、知っていることをまた読めるうれしさ、自分がひとりで固執していたような物事がひとの手ですでに描かれていたのだなというような心地になりました。今まで北野勇作を読んだことがない(もしくは「かめくんのこと」だけ読んだとか)ひとがこの本を読んだらどんな風に感じるのかは自身で体験できないのを、あまりにも当然であることとして受け入れている自分がもどかしい。
読了日:05月07日 著者:北野勇作


はくちょう (講談社の創作絵本)はくちょう (講談社の創作絵本)
読了日:05月31日 著者:内田 麟太郎,いせ ひでこ
新装版 雲のてんらん会 (講談社の創作絵本)新装版 雲のてんらん会 (講談社の創作絵本)
読了日:05月31日 著者:いせ ひでこ
アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風
読了日:06月15日 著者:神林 長平
車のいろは空のいろ 春のお客さん (新装版 車のいろは空のいろ)車のいろは空のいろ 春のお客さん (新装版 車のいろは空のいろ)
読了日:06月17日 著者:あまん きみこ
ジャガイモの花と実 (オリジナル入門シリーズ)ジャガイモの花と実 (オリジナル入門シリーズ)
読了日:07月14日 著者:板倉 聖宣
クラバート(上) (偕成社文庫4059)クラバート(上) (偕成社文庫4059)
読了日:07月15日 著者:プロイスラー
クラバート(下) (偕成社文庫4060)クラバート(下) (偕成社文庫4060)感想
子どもの頃図書館で見かける一冊本の大きさと表紙絵の雰囲気にずっとこわさを感じていました。四半世紀を経てふと読める気になって手に取り、実は上巻を途中まで読んでしばらくそれきりでいたのですが、またふと読み始めたらするすると読めました。子どもの頃の自分が読んだなら悲しみに足を取られながら読んで、やりきれなさの方ばかり残ったのではないかと思います(それを逃れて読むことができる今がいいことかどうかはわからないけれど)。描写が美しいです。
読了日:07月17日 著者:プロイスラー


迷犬ルパンの名推理 (光文社文庫)迷犬ルパンの名推理 (光文社文庫)感想
小学生の頃ホームズやルパンや三毛猫ホームズを読み、十代の頃凄く気になりつつもユーモアやパロディ感に自分の心の狭さがついていけるのか不安で手を出せなかった迷犬ルパン。二昔の時を超えて今! おもしろかった! しかし当時の自分が未成年酒豪ランちゃんその他を許容できたとは思えないので年経て読んで正解かも。俳優や声優やラジオの描写がなんだかうれしい。朝日さんの頭の固さが好ましい。
読了日:09月09日 著者:辻 真先


迷犬ルパンの大活劇 (光文社文庫)迷犬ルパンの大活劇 (光文社文庫)感想
面白く読む。80年代~!車のトランクは便利~! 子どもの頃なんでそうなの?と腑に落ちなかったことは今確実に自分の腑に落ちやすい方に近づいてはいるような、ただ慣れただけなのか、と思わされたりする。ランちゃんの感覚は引き続きよくわからない……。朝日刑事の頭堅さが自分の期待する堅さにかなり近い(せんべいのように云う。)一課長との禁煙やりとりが楽しいのでまだ続くか期待。
読了日:09月22日 著者:辻 真先


迷犬ルパンの檜舞台 (光文社文庫)迷犬ルパンの檜舞台 (光文社文庫)感想
するるんと読む。振り回され朝日氏に今回はランちゃんもお仕事真っ最中で絡む余裕なく、ルパン疾走まさに檜舞台。車のトランクは便利! ご出演の方々ににこにこしながら読みました(あんまり存じ上げてはいないのだけど…)まだ80年代の気配に気圧されています。一方百年近く前の女性作家の推理小説の方が今のややこしさに近いようにも感じられ、いつでもひとの面倒さよ。
読了日:10月01日 著者:辻 真先


犬墓島~迷犬ルパン・スペシャル~ (光文社文庫)犬墓島~迷犬ルパン・スペシャル~ (光文社文庫)感想
(読んだのは図書館で借りた文庫版)迷犬ルパンを順に、と読み始めて辻真先作品の探偵が一堂に会する横溝作品パロディを…申し訳ないが全部読んでない身にこれは荷が重いのではないか? と思いつつも順番だからと読む。面白かった…けど、なんとも、やりきれない、個人的には落ち込んでしまった……80年代は21世紀に馴れた身には手厳しい……いつか横溝作品を読んだら自分はこてんぱんにされてしまうのでないかしら。
読了日:10月16日 著者:辻 真先


迷犬ルパンの蒸発 (光文社文庫)迷犬ルパンの蒸発 (光文社文庫)
読了日:12月01日 著者:辻 真先

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