neguran0’s diary

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小口に指をかけるひと(2019年に読んだ本)

とうとう年に十冊しか読めてない……正直ダイアリーやらハイクやらdrawrやら終了の場に立ち会おうとした結果だと思っています(ていうかパソコンで字を読みすぎ)。

滅多に本を買えない性分なのに積ん読が増える謎な状況です。図書館でも内田百閒を借りては返すなどしていた。

 

2019年の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2580
ナイス数:109

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)かもめ食堂 (幻冬舎文庫)感想
映画は映画館で昔見ました。図書館で何となく手に取ったらするすると読めて止まらなくなったので借りました。以前群ようこの本を読んでみようとしてさっぱり頭に入らなくてやめたような憶えがあるのでおどろきでした。くじの当たりすぎを気にするような人、という造形にくすぐられるようなやさしさを感じる。映画の女優さんがやはり頭に浮かびましたが読みながら思い返すとなんともキュートでうれしくなりました。
読了日:01月14日 著者:群 ようこ
黒死荘の殺人 (創元推理文庫)黒死荘の殺人 (創元推理文庫)
読了日:06月03日 著者:カーター・ディクスン
いきもの写真館 べんりなしっぽ! ふしぎなしっぽ!いきもの写真館 べんりなしっぽ! ふしぎなしっぽ!感想
図書館で表紙にひかれて。なかなかどうぶつのおしり側からの図って見られない気がして。扉の十二支のしっぽもかわいいし、「しっぽ」はおしりのふた、といわれてなんだかハッとする…らくがきで動物を描くときにそんなこと考えていなかったなあ……視点に学びがあるここちで楽しく読みました。しっぽのないヒトのなかまのページがあるのもなんだかすてきです。
読了日:06月12日 著者:小宮 輝之
フランクフルトへの乗客 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)フランクフルトへの乗客 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
何の話をしているのか飲み込めないままだらだら読んでしまい森薫のあとがきに突入してしまった…(森さんのミス・マープルが個人的思い込みよりしゃきっとしていた)なんか興味深い色々がちりばめられてる気がするんだけどよくわからんままにふりかけご飯食べちゃったようなきもち(ふりかけですますはずじゃなかったみたいな)電文はにやにやしちゃいますね。ロマンスは守っちゃうのね。
読了日:06月29日 著者:アガサ クリスティー
南総里見八犬伝〈1〉妖刀村雨丸南総里見八犬伝〈1〉妖刀村雨丸感想
子が図書館で借りてきて、面白いよと喜んでいたので読んでみたらするする読めてびっくり。普段改行の多い文が苦手なのですがこれは気にならず、欄外の登場人物説明も簡潔で助かるし、何より挿絵のたまらぬ美麗さ! そういえばこどもの頃読んだホームズやルパンも偕成社で挿絵の配慮が素晴らしかったと覚えています。これは残り3冊も楽しみ。(追記)あとページの手触りとめくりやすさがめっちゃくちゃ良いです。何て紙なんだろ?
読了日:08月02日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや
南総里見八犬伝〈2〉五犬士走る南総里見八犬伝〈2〉五犬士走る感想
昨日一巻、今日二巻。これ何でこんなに早く読めるんでしょうねえ。普段超遅読なのでびっくりよ。登場人物の性格がくっきりしていて読んでて気楽になれる。挿絵がすてき。
読了日:08月02日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや
南総里見八犬伝〈3〉妖婦三人南総里見八犬伝〈3〉妖婦三人
読了日:08月04日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや
南総里見八犬伝〈4〉八百比丘尼南総里見八犬伝〈4〉八百比丘尼
読了日:08月07日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや
ディプロトドンティア・マクロプス (講談社ノベルス)ディプロトドンティア・マクロプス (講談社ノベルス)感想
なんだったんだろう、でも主人公はいろいろなものを喪失しているようで、フケよろしく諸々剥離していった末にそうなるし寄り添う方向はそれなんだ…緑のじゅうたん。緑のじゅうたんで間に合うのか? でもそうなんだーってこう、わからないなりに納得するような心地がある。
読了日:10月07日 著者:我孫子 武丸
北欧神話 (岩波少年文庫)北欧神話 (岩波少年文庫)感想
ばんばんわからない固有名詞が投げ込まれてくるのに妙に面白い。不思議。
読了日:10月07日 著者:パードリック コラム

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