neguran0’s diary

noTluCKback もしくは戯言頁Pages of MOONSHINE

すごくふしぎでむつかしい

はてなハイク(自分がSF小説を執筆するとしたら)案数種

どうにかこうにか進んだ宇宙への道、各国が有人で遠くまで行ってみたら、見つけちゃったよ宇宙人。正直地球人と見分けがつかない。ていうかうちの民族の人みたい。そんな星が次々と。勢い交流を始めてみたら、宇宙人たちどんどん地球の知識を得て、文化になじんでいく。彼ら自身のそれまでがまるでなかったかのように。あれ?ないの? 一方地球では急速に宇宙人たちへの興味が薄れていく。熱心だった者ほど何もなかったようになって、世間では宇宙人を発見したのはデマだったんでしょレベルに。むしろ金や事業として回していたような人たちがそんな世間の様子に呆然としつつ責任があるなどと言いながらかろうじて予算を確保、飛び往く一台のロケットに乗っていたのはそんな星から留学に来て、結局正体を隠して過ごした異星人でした。冷凍睡眠で帰るはずが、眼に飛び込むように映る青い球、あれは俺の理想の女! 一目惚れ。次に目を覚ましたのは自分の星の海の上。陸にあがってもなんか誰もいない。たまーに人がいるけど話じゃ地球人の知識に呑まれておかしなことになったんですって。あーあ俺は理想の女の上で過ごしていたのになと思いながら海辺で爛れたせーかつをおくるのでした。
 一方兄弟と共に父の周りを廻って拝みいつかは父に呑まれて死んじゃう生活に疲れた女、自分の腹の上で過ごす奴らの中に自分の腹の上から出てみたいとか言い出す輩が出現したのでこいつら使って遠い彼方にお友達を確保しよう! とたくらんでいたのにどうやらうまくいかないことに腹を立てつつありました。


やったー宇宙人発見したと思ったら地球人と見分けつかない。しかも各国見つけた星に自分の国の民族みたいな人だけいる。じゃあ各国自分の国そっくりさん担当で勢い交流始めちゃおう、うわーこいつらものおぼえすごくいいなー! なあなあ俺らが来る前どういう生活してたの? 覚えてないの? えっお前ら俺たちのことばっか知って馴染んで俺たちにはお前らのこと教えてくれないんだなあ。なんかかろうじてそっくり同じ生き物じゃないってことはわかるけど、ほんと、かわんないし……なんか、飽きた。
宇宙に熱心だった者ほど、あと世間も宇宙人発見はデマとかいう雰囲気に。そんな世間に呆然としつつ責任がとか言いながらかろうじて予算確保、一台ロケット飛ばしました。だって留学させちゃってたし、もう世話見切れないし帰さないとさあ。

・宇宙人みーっけ! と思ったら地球人と見分けつかない。交流する内に彼らのことを知れるだろうと思ったら地球の知識ばっか得てどんどん馴染んで彼らのそれまでがさっぱりわからない。
・花粉症に切れた科学者、遺伝子改造花粉を勝手にばらまく。大きすぎてアレルギーが起きにくい花粉が宙を舞う。えっ受粉は出来るから遺伝子改造樹木が増えるだとう。しかもこの花粉受精しないと樹脂状になって色んなものにくっついて取れにくい剥がしにくい積もる。電線も線路も大打撃、電車がどんどん走れなくなっていくことを嘆いた鉄たちがせめて新幹線だけは守ることを誓って立ち上がる。(生活は守りません)