neguran0’s diary

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みんなのためのおいしいだがし 

超短編

電力供給が短期間で先細ると判明した当時、今のうちにと自宅で大量に印刷を始めたひともいて、「こんなものを残そうと思うのは俺だけだろう」というものを躍起になって紙に写し取っていった。そんな奴ほど頑張って製本までしてしまったりして、皆考えることは同じというやつで、後々書庫があると噂をきいては訪ねるような活字中毒者たちが本を引き出し引き出し「またこの話か!」とうなだれながらそれでもwがやたらと合間に並ぶやりとりを読む。